厚生労働大臣が定める掲示事項

調剤報酬点数表の調剤管理料及び服薬管理指導料に関する事項

調剤点数表の第2節区分番号10の2に揚げる調剤管理料

調剤管理料

  • 患者様の投薬歴・副作用歴・アレルギー歴・服薬状況等の情報、手帳、医薬品リスク計画薬剤服用歴等に基づき、受け付けた処方箋の処方内容いついて、薬学的分析及び評価を行った上で、薬剤服用歴への記録その他必要な薬学的管理を行った場合に算定します。

重複投薬・相互作用防止加算

残薬の調整を行った場合

  • お薬の成分の重複やお薬同士の相性(効きすぎ・効果の打ち消し)を防ぐ目的で医師に対し照会を行い、処方変更が行われた場合に算定します。

調剤管理加算

  • はじめて処方箋を受け付けた場合
  • 2回目以降に受け付けた時点で処方内容の変更により薬剤の変更又は追加があった場合
    (複数の保健医療機関から6種類以上の内服薬が処方されている場合、患者様又はそのご家族の方に対して、服薬状況等の一元的に把握し、必要な薬学的管理を行います)

医療情報取得加算

  • マイナンバーカードの保険証利用に対応しています
  • 資格確認を行う体制を有しており、当該保険医療機関を受診した患者さんに対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得活用して調剤を行っています。

調剤点数表の第2節区分番号10の3に揚げる服薬管理指導料

服薬管理指導料

  • 患者様の薬剤服用歴等及び服用中の医薬品等について確認した上で、薬剤の服用に関する基本的な説明及び患者様への薬剤の服用に関する必要な指導の全てを対面により行った場合に算定します。

麻薬調剤加算

  • 麻薬の服用に関し、その服用及び保管の状況、副作用の有無等について確認し、必要な薬学的管理及び指導を行った場合算定します。

特定薬剤管理指導加算1

  • 特に安全管理が必要な医薬品が新たに処方された患者様に対して必要な指導を行った場合に算定します。
  • 特に安全管理が必要な医薬品に係る用法又は用量の変更、患者様の副作用の発現状況等に基づき薬剤師が必要と認めて指導を行った場合に算定します。

特定薬剤管理指導加算3

  • 調剤を行う医薬品を患者様ご自身で選択するために必要な説明指導を行った場合に算定します。

乳幼児服用指導加算

  • 6歳未満の乳幼児に係る調剤に際して、必要な情報等を確認した上で、服用に関する必要な指導を行い、かつ指導の内容を手帳に記載した場合に算定します。

小児特定加算

  • 医療的ケア児に係る調剤に際して必要な情報等を確認した上で、服用に関して必要な指導を行い、かつ指導の内容を手帳に記載した場合に算定します。

吸入薬指導加算

  • 吸入薬の投薬が行われた場合、文書及び練習用吸入薬を用いて、必要な薬学的管理及び指導を行うとともに保険医療機関に必要な情報を文書により提供した場合に算定します。

調剤報酬点数表に基づき地方厚生局長に届け出た事項に関する事項

調剤基本料1

  • 1つの医療機関に集中することなく多くの医療機関からの処方箋を応需しています。

地域支援体制加算2

  • 地域医療に関する複数の項目について所定の実績があります。

連携強化加算

  • 第二種医療措置協定を自治体と結び、感染拡大の防止に努めるとともに感染症が流行した際には、感染症患者様の処方箋等を応需します。

後発医薬品調剤体制加算3

  • 後発医薬品の使用促進に努めています。後発医薬品の使用割合は、使用数量全体の90%以上です。

無菌製剤処理加算

  • 無菌室・クリーンベンチ・安全キャビネットの無菌環境の中で、無菌化した器具を使用し、無菌的な製剤処理を実施する体制が整っています。

在宅薬学総合体制加算2

  • 在宅で療養する患者様に対する薬学的管理及び指導を行うための必要な体制を整えることに加え、医療用麻薬に関する対応及び無菌製剤処理を行うための無菌室・クリーンベンチ・安全キャビネットを備えています。

医療DX推進体制整備加算

  • オンライン資格確認により取得した薬剤情報等を調剤に活用し、適切な薬学管理を行っています。

特定薬剤管理指導加算2

  • 医療機関と連携し、抗悪性腫瘍剤等を処方された患者様に対し、患者様のレジメン(治療内容)等を確認し、必要な薬学的管理及び指導を実施しています。

かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料

  • 保険医と連携して患者様の服薬状況を一元的・継続的に把握した上で患者様に対して服薬指導を行っています。

在宅患者医療用麻薬持続注射療法加算

  • 在宅において医療用麻薬持続注射療法を行っている患者様又はそのご家族の方に対して、患者様のお宅に訪問し、麻薬の投与状況、残液の状況、及び保管状況について確認し、麻薬による鎮痛等の効果や服用中の体調変化の有無を確認し薬学的管理及び指導を行い、処方医に対して必要な情報提供を実施しています。

在宅患者訪問薬剤管理指導料

  • 在宅で療養中の通院が困難な患者様に対して、医師の指示に基づき薬学的管理指導計画を策定し、患者様宅を訪問して、薬歴管理・服薬指導・服薬支援・薬剤服用状況、薬剤保管状況及び残薬の有無の確認等薬学的管理指導を行っています。

明細書発行状況に関する事項

明細書の発行について

  • 調剤薬局における医療費の内訳を記した明細書を無料でお渡ししています。
    明細書の発行が不要の場合は、お声がけください。

保険外併用療法に係る事項

長期収載品の調剤

  • 患者さんが長期収載品の処方等又は調剤を希望する場合は、特別の料金として、長期収載品と後発医薬品最高価格帯との差額の1/4を徴収します。

介護報酬に関する事項

居宅療養管理指導